2016年1月14日(木)
吉祥寺のライブハウスにて、当社の看板イベント【新年会】を開催しました。
セーラー服姿がすこぶる眩しい乾杯の発声とともに、ノンストップ・エンターテインメントが幕を開けました。
辺りを見回すと、普通ではない風貌をした参加者がざっと7割強。
でも大丈夫です。このひと時だけは、普通ではない方が“普通”なのです。
いかにも何かを企んでいそうな“ミステリーサークル”の正体は、今宵が初お披露目の【ダンス同好会】でした。
お揃いのサスペンダーがはちきれんばかりに躍動する7つの生命体。
体内からとめどなく湧き上がる情熱を魅惑のステップに変換し、この時間と空間を華やかに染め上げました。
大間のマグロばりに活きのいい【新入社員】は、「おジャ魔女カーニバル!!」「めざせポケモンマスター」を絶唱。(左)
彼らが帯びていたのは緊張感の対極、この世知辛い世の中に愛嬌たっぷりのラリアットをかますかのような世界観でした。
今や多摩地区を代表するモンスターバンドと化した、軽音部あらため【KOB】。(右)
厳選された歴代のau・ソフトバンクCMソングを矢継ぎ早に繰り出し、私たちを郷愁の沼へと引きずり込みました。
満を持してステージに降臨した漫才コンビ【レッドマウンテン】には、「正統派」「王道」といった言葉がぴったりでした。
要所要所で放り込んでくる“社内あるある”は中毒性満載。
心地よいテンポ感、細部まで作り込まれた珠玉のネタで、笑いと話題を根こそぎさらっていきました。
社内屈指のムードメーカー3名によるヒップホップユニットは、下から突き上げるような重低音で真っ向勝負。(左)
野性味にあふれたその出で立ちには、ミラーボールが不思議なほどよく似合いました。
右に見えますのは、シャンプーハットにテクノ系サングラスという至極トリッキーな組み合わせが痛気持ちいいフォークデュオ。
“究極のおしゃれ帽子”を世に広めるという使命を終えたあとの彼らは、底知れぬ安堵感に包まれていました。
スタッフ総動員で爽快なバンドサウンドを紡ぎ出した【ソフトバンク東久留米】。(左)
楽器未経験者の涙ぐましい日々もまるごと、スポットライトは優しく温かく照らしてくれました。
管理職のみで構成されたダンスボーカルユニットのド派手な登場に、会場はもうどよめき放題。(右)
羞恥心をかなぐり捨ててこそ身にまとえる星条旗とチアリーダーの衣装は、ただただ、どこまでも眩しすぎました。
そしてとどめは、当社のミュージックシーンをパワフルに牽引する【マツケンバンド】のスペシャルライブ。
用意されたのは、あまたの社員が待ち望んでいたであろうMr.Childrenのナンバーたち。
クリアなサウンドとエモーショナルな歌声、コメディータッチなMCが束となって、一人ひとりに無数のメッセージを運び届けました。
総合司会という大役を立派に務め上げたのは、部品事業部の若手三羽ガラス。
彼らがいたからこそ、伝統の「音楽」「仮装」、新興の「ダンス」「漫才」がものの見事に溶け合ったのです。
いつもより3cmせり上がった両肩が元のポジションに戻ったのは、自らに向けられた万雷の拍手が鳴りやんだあとでした。